ここ最近、すっかり秋めいてきました。
秋になるといつも思い出すシーンがあります。
ひとつは、エアロビクスの養成に通っていた頃、ジャージを着ながら名古屋の中心街である栄を仲間と歩いているシーン。そしてもうひとつは、クリパルヨガのYTTを終え、一緒にお部屋を借りていた今日子と別れるシーン。いつもそのシーンを思い出すと、ちょっぴり物悲しくなるような感覚があります。
エアロビクスのインストラクターになったことは、私にとって大きなターニングポイントのひとつでした。
幼少期から消極的で人前に出ることが大嫌い。そしてかなりの人見知りに加え、運動音痴。全くインストラクターには向いていないタイプです。
そんな私が、途中挫折しかかったもののなんとか無事に卒業し、その後10年近くも仕事としてエアロビクスを続けることが出来たのも、素晴らしい先生や仲間に出会えたからこそのものでした。あの経験がなければ今の私は居ない。その時の仲間はFacebookのお陰もあり、17年近く経った今も繋がっています♡
そしてその後、色々な経験を重ねていく中で、私にとって一層のターニングポイントともなるクリパルヨガとの出会いがありました。
クリパルヨガを学び始めたばかりの頃、よくわからないと感じることもたくさんありました。私は要領が悪く、理解するのに人の何倍も時間がかかるので落ち込むこともたくさんあります。でも不思議と、諦めて手放すことはなかった。
今もまだ理解が浅いところもありますが、これまで時間をかけ体験を重ねてきたことで、少しずつ深まり、特にここ最近になって自分に対して随分意識的で居られるようになったと感じています。
日常において「こうだったらもっと良かったのに」と思うことはたくさんあります。過去に意識が向かい、フォーカスしすぎて落ち込むことも多い私ですが、ここ最近は呼吸と繋がり起きていることを観ていくことで、感情に引っ張られず安定して留まることが出来るようになってきました。
この変化は私にとってとても大きい。クリパルヨガ、フェニクス・ライジング・ヨガセラピー、瞑想での体験を重ねてきたことにより受け取った大切なギフトです。
そして、ヨガを通して出会えた仲間も大切な宝物。
仲のいいクリパル仲間は関西や東京に多いので、普段はなかなか会えないのですが、深いところで強く繋がっている感覚があります。私は性格的にも友達はあまり多いほうではないのですが、深く繋がる友を大切にしたいと思っています。
そんな大切な仲間と、先日神戸で開催されたインディアメーラーというイベントで青空ヨガをさせて頂きました。
初めての外でのクリパルヨガ。声が出来るだけ遠くまで届くようにと思いながらやったところ、自分の感覚としてはエアロの時のような声の出し方になってしまいました。反省するところもありますが、何よりも気心の知れた仲間と参加して下さった方々と、青空の下でヨガをしたことがとっても気持ちよくて楽しかった。美和ちゃんも旦那様と娘ちゃんを連れて来てくれました♡
仲間と気兼ねなく過ごす時間が私は大好きです。これからも繋がっていきたい大切な仲間であり友。今日子、千絵ちゃん、愛ちゃん、浩子さん、ありがと~♡神戸、また行きたい!
これから先の人生も、きっといくつかのターニングポイントがあると思います。「結果はあとからついてくる」「たまちゃんはたまちゃんのままでいい」と言ってくれたエアロの先生の言葉は、私の原動力のひとつ。これからもひとつひとつのプロセスを大切にして、意識的に、前を向いて歩んでいきたいと思います。