この記事は、書くこと、公開することをとても迷いました。
でも、彼女とのことを書きとどめておきたくて、書くことにしました。そして、彼女の誕生日である今日、公開することにしました。きっと彼女ならブログの公開を許してくれると思うから・・・
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2週間ほど前、友達が40歳という若さで他界しました。
彼女が病気だというのは、実は1年ほど前から聞いていたんです。でも、私は知らないことになっていて・・・だから敢えて私からは連絡しないようにしていました。きっと治ったら、「あの時は大変だったんだよ~」って笑顔で伝えてくれると信じていたから。
彼女が危篤と聞いたのは、亡くなる一週間ほど前。聞いたとき、胸の奥がギューッと硬くなった。
どうしても逢いたくて、共通の友人にお願いして一緒に逢いに行きました。するともう意識はなくて・・・。彼女を見た時、涙も出ませんでした。心がついてこない。最後に逢った1年前はあんなに元気だったのに、今、目の前にいる彼女は、私が知っているいつもの、元気いっぱいの可愛い彼女とはかけ離れていて、現実を受け入れることが出来ませんでした。
その数日後、彼女は天国へと旅立ちました。
葬儀の時、やっと現実を受け入れたのか、涙が止まりませんでした。止めようとしても次から次へと溢れ、こぼれ落ちてくる。そして同時に心から後悔しました。コンタクトを取れば良かったと・・・
彼女との想い出が今も走馬灯のように頭の中を駆け巡ります。明るくて、可愛くて、優しくて、いつも笑顔の彼女。共通の友人が、生前、病気に関する本とジューサーを贈っていたことを知り、私にも何か出来ることはなかったのかと、後悔することばかり。後悔してもしきれない、今はそんな想いでいっぱいです。
葬儀の翌日は、クリパルティーチャー松村憲さんのワークショップでした。重い気持ちを引きずりながら神戸へ。明石で親友の顔を見たらホッとして、その後、憲さんのクラスを受けた時、やっと心と身体が繫がり、自分と一緒にいる感覚に戻っていくのを感じました。そしたら、涙がまた溢れ出ました。
彼女のことがあってから、
後悔しないように生きる
そんな言葉が私の中を駆け巡ります。
人生において出逢う人は、何かしらのご縁があってこそのもの。だからこそ、後悔のないように、出逢えたご縁を大切にしたいと強く思います。自分の素直な気持ちをちゃんと伝えたい。
私は感情がとても顔に出やすいし、一度苦手と感じるとなかなか自分から近づこうとはしない。でも、せっかく出逢った人だから、何かしらご縁のある人だから、せめて苦手と感じる人とも笑顔で時を過ごせたらと思うんです。
亜矢子との出逢いを通して、教えて貰ったことがたくさんあります。
「人は生きてきたように死んでいく」、「愛する人に囲まれて死にたければ、愛する人に囲まれるような生き方をすることが大切」という言葉が、以前読んだ本にありました。たくさんの人に惜しまれながら天国へと旅立った亜矢子は、まさにそんな生き方の人でした。
いつも相手の立場に立って物事を考える、優しい亜矢子。彼女と出逢えて本当に良かったと心から思います。
亜矢子、お誕生日おめでとう。
私と出逢ってくれて本当にありがとう。何も力になれなくて本当に本当にごめんなさい。
大好きな亜矢子。これからもずっと心で繋がっていてね。