6月から8月まで、月末に開催されたクリパルヨガの集中コースに参加した。
参加の意図は、来月から始まるトレーニングに向けての準備であり、クリパルヨガのYTTを卒業して10年近く経とうとしている今、自分がどんなところに居るのかを確認したいということ、そしてブラッシュアップしたいということ。
今回の集中コースでは哲学の話が多かったこともあり、最初は難しく感じた。しかし回数を重ねるごとに、トシさんの話す内容に、完璧ではないけど何とかついていけるような方向へと変化していった。まだ哲学の話を人に伝えるまでのレベルではないけど、スートラを読み返しても体験を通して理解しているところもあり、初めてスートラを読んだ時のフィーリングとはかなり異なっていた。
(この本、かなり役に立ちました)
集中コースをすべて終えた今、この3ヶ月を振り返ると随分今までとは違うところにいる自分を感じている。何よりも大きな変化は全ての回において、リラックスしてその場に居られたこと。
これまで何度も研修会には参加しているけど、なかなかあの場に慣れず、毎回のようにもの凄く緊張している自分がいた。今回のシェアで話していた人もいたけど、私にとっても研修会での場は、必ずしも安全な安心する場ではなく、緊張する場であり、ありのままで居られない場所だった。そのせいか、研修が終わる頃には酷い頭痛が起きたり・・・これがほぼ毎回のパターン。
でも、今回は違った。研修会を終えた後のフィーリングは、身体は疲れていたけど満足感以外の何物でもない。共に過ごした仲間もみんなそれぞれに正直で、とても居心地のいい場だった。
きっと少しずつでも、自分を許すことが出来始めているのだと思う。
私はいつも自分以外になりたかった。自分にないものを人に見て、そこを羨み、自分を蔑んできた。出来ていることは受け取らず、出来ていないことの方にフォーカスしてジャッジし、自分を嫌う。
でも、私は私でしかないわけで・・・。勿論、今も緊張するし、自分をジャッジするけど、そんなところも含めての自分。トシさんが聞かせてくれた「快、不快、その両方があってこそひとつ」という言葉に凄く勇気を貰う。そのままで良いと頭では分かっていたけど、ようやく今になって身体、フィーリングがついてきてる感じ。
最後の回に参加する数日前にSNSの乗っ取りにあい、未解決で不安定なままに東京に向かったけど、ふと目についた看板に心が緩んだ。
また来月ここに帰ります。
今の穏やかなエネルギーの流れに乗って、来月からのトレーニングに取り組みたい。きっと色々な事が起きるし、自分へのジャッジも起きるだろうけど、そのままで大丈夫。どんな事が起こるのか、楽しみ♡