『特別対象者向けのヨガ指導』を終えて

11/20~29まで、300時間トレーニング最後のモジュール『特別対象者向けのヨガ指導』に参加しました。
今回は、はじめてのオンライン開催。申込みをした際はコロナが酷くなかったこともあり対面での参加のつもりでいたので、オンラインになると知り少し迷いましたが、結果的には参加して良かったです。
対面のトレーニングとは、エネルギー的な質は異なりますが、移動のストレスもなく、セルフケアもいつも以上にしっかりと続けられたことで、頭はかなり疲れたけど集中してコミットできたように思います。

今回のトレーニングでは、途中思い出したくない記憶が鮮明に蘇って嫌悪感でいっぱいになり、その場にいたくないような感覚にもなりました。何度もそこに引き込まれ、意識は過去に向かう。しかし以前と異なるのは、そこに巻き込まれてストーリーの中に居続けるのではなく、逃げて過食嘔吐するのではなく、自分に起きていることに気づきつつもゆっくりと「今」に戻れたこと。それは、これまで時間をかけて自分と向き合ってきた体験があったからこそで、その体験が自分自身をエンパワーし支えてくれたと思っています。

ある出来事に対して長い間抱いていた「憎しみ」。なかなか手放せない強い想いだったけど、ようやく今はそこから離れられたように思います。過去の出来事として受け止められている。今回のトレーニングを受けて本当に、そう、実感した。はぁぁ・・・色々とあったな。

今回の10日間のモジュールを通して、たくさんの種を頂いたと思っています。視野が広がった感覚があり、クリパルヨガの可能性を改めて感じました。クリパルヨガを伝えていくうえで、ティーチャーとしての意図を明確にし、参加者の在り方を尊重して寄り添い、見守ることで、どんな対象者であっても安心してヨガを体験することが出来る可能性が大いにあると思います。

勿論、その為には、可能な範囲で色々なことに対応できるよう学び続けて引き出しを増やすこと、自らも体験することで自分に落とし込むことが必要だと思います。トライアンドエラーを繰り返しながら実践していく。それが大切なんだろうと思います。

自分のスキルを磨いて、少しでも深みのあるクラスができるようになりたい。どんな対象者であっても大きく動揺することなく、安定したところからクリパルヨガを伝えたい。そして何よりも、もっとヨガを伝えることを楽しみながら、これからも学び続けていきたいな。そんな想いに気づき、受け取り、再確認した時間でした。色々と理解するまでに、私は本当に時間がかかるので、焦らずにゆっくりと整理していけたらと思っています。

気づけば12月。今年も色々とあったけど、来年はもっともっと自由に、楽しみながら日々を過ごしたいです。本当に自分はどうしたいのかを大切にしたい。
トシさん、まきこさん、同じ時間を共有した皆さん、そして参加するために協力してくれたたくさんの周りの人たちに心から感謝です。本当にありがとうございました。ひとまず11月と今週はかなり忙しかったからゆっくり呼吸しよう。

 

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