昨年末からまきこさんと打ち合わせをし始め、いよいよという感じで迎えたワークショップ当日の朝。曇天だった。
今回はステージ2のワークショップという事もあり、私自身も気合いが入る。ワークショップ前日、2月末から受けていたヨガセラピー集中コースを終え、心地よい疲労感と緊張感を感じつつも、エネルギー的にはいい流れで会場へと足を運んだ。
クリパルヨガの大きな特徴の一つであるステージ2。なるべく多くの人に体験して欲しいと強く願いながらの告知。申し込みが入るたびにとても嬉しく思い、当日無事に開催される事を待ち望んだ。
会場で準備をしていると、参加者が次々と集まり始める。その殆どが懐かしい顔ぶれ。思い返せば、初めてまきこさんとワークショップを開催したのは2010年12月。今回で9回目となる。毎回のように来て下さるリピーターの方々、そして新しい参加者も・・・。「お久しぶりです」という参加者同士の会話を耳にして、嬉しく思った。ワークショップが始まりワークを続けていく中で自然に横の繋がりも広がっていく。全体的にアットホームな雰囲気に感じられた。コミュニティーが出来てると実感。とても嬉しく思う。
私自身も初めの頃に比べると、随分自分自身のままでその場に居られるようになったと感じる。以前まきこさんが、「先生でいようとしなくていい」「そのままでいて」というような言葉を掛けて下さった事が強く印象に残っている。
またその言葉にも繋がるが、今回のワークショップに参加するにあたり私は強く想う事があった。それは、
人と比べない。私は私らしく。
という事。今年の初め、親友のはるが
比較って本当につまらない。
〇〇ちゃんは素晴らしい。ただそれだけ。
自分と比較して、〇〇ちゃんが上、私が下、と判断することがナンセンスなんだ。
ただ違うだけなんだ。
人の上下を判断する人は、常に自分をランキングのどこかに位置付けると思う。
と言ってくれた。この言葉を聞いたとき、ハッと目が覚めた。私はどれだけ今まで多くの人と自分を比較し、ランキング付けをしてきたのだろうと・・・。その比較こそが自分を自己嫌悪に陥れ、自己否定させ続けていたのだ。
これまで、まきこさんとワークショップをやらせて頂く時も、常にまきこさんと自分を比較しとても落ち込んだ。確かにまきこさんは本当に素晴らしい。でも、それを自分と比較する必要なんて全くない。勿論、素晴らしいからとても憧れるし近づきたいと思うけど、私はやっぱりまきこさんにはなれない。だからこそ、自分らしくその場に居続けようと強く思った。何よりも参加者がリラックスしてその場にいられるように・・・。
まきこさんの声のトーン、優しい眼差し、笑顔、安定感は本当に参加者に安心感を与える。今回もまたファシリテーターとしての在り方はとても素晴らしかった。まきこさんがオープンに、まきこさんらしくその場に居つづけ、参加者それぞれの体験を受けとめ、尊重される事により、参加者の緊張も時間の経過と共に解れていくのを感じた。ステージ2は、参加者それぞれのセンシティブな部分に触れる可能性が大いに含まれている。だからこそ、守られた安全な空間を作る事はとても大切だ。
その為にもまずはティーチャー自身がオープンで居る事。その事により、参加者の安心感は増す。私もいつかまきこさんのようになりたい。心から強くそう思う。本当に憧れの存在だ。
それぞれの参加者にそれぞれの体験がある。どんな体験であったとしてもその時必要だったからこそ起こった事。ジャッジメントは必要ない。そこにこそ真実がある。その体験を尊重したい。
ワークショップには本当に沢山の学びがある。私自身は反省点が沢山あるが、これからもこのワークショップを続けて行きたいと思う。それは私自身がクリパルヨガと出会えた事で、本当に楽に生きられるようになったから。人や自分との関わり方が大きく変わったから。人それぞれに、まだまだ本人が気付いていない未知の可能性は大いに含まれていると感じる。だからこそ、多くの人にクリパルヨガを伝えて行きたい。
最後に私の生徒さんが言ってくれた。
クリパルヨガに出会えて本当に良かった
と・・・。凄く嬉しい。私はこれからも、誠実に続けていきたいと思う。
まきこさん、今回もまた本当にありがとうございました☆
そして参加して下さった皆さん、本当にありがとうございました☆
今回も写真を撮り忘れてしまいました(涙)本当に次回こそは必ず撮るぞ~!!